野生動物の眠り方

前から不思議に思っていたんですが、
定期的に息継ぎをしないといけないイルカや
長時間飛行する渡り鳥なんかはいつ寝てるんでしょう。
流石に睡眠を必要としない動物が
いるとは考えにくいですよね。
ちょっと調べてみたところ、
長時間泳ぎ続けたり飛び続けたりする動物たちの中には、
脳を半分ずつ眠らせながら体を動かすという
器用なことができるものもいるらしいです。
私たち人間からすると、眠るというのは
瞼を閉じて体を休ませるといったイメージが強いですが、
実際は脳を休ませるということが重要なようです。
考えてみればそもそも魚は瞼がありませんし、
目を閉じて眠るということ自体不可能ですよね。

サバンナなどで暮らす野生動物も
天敵から身を守るために立ったまま眠れるみたいですよ。
人間のようにゆっくり深く眠るというのは、安全なところで
眠れるからこそできる睡眠方法なのかもしれません。
そういえば天敵らしい天敵のいないライオンなんかも、
狩りの時以外は日がな一日寝て暮らしている
イメージですよね。
睡眠ひとつとっても動物によって
こんなに違うと思うと面白いですね。

ちなみに人間の世界でも、アメリカなどで
眠らずにどれだけ長く起きていられるかという
チャレンジをした人もいるらしいです。
今のところ記録では11日間が最高みたいなんですが、
挑戦した人の中には「脳を疲れた部分から別の部分に
切り替えている」と言っている人もいるようで、
人間も場合によっては渡り鳥たちのように
脳を半分ずつ休められるようになるのかもしれません。
まあ、ベッドでゆっくり眠れるのが一番ですけどね!

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