失業時の住民税の減免
妊娠・出産を機に仕事を退職した知人から
住民税の還付を受けることができた、という話を最近聞きました。
住民税と言えば、前年の所得に対して課税されるものなので
仕事を辞めて無職の状態でも1年間は支払わなければならない、
ということは知っている方もいらっしゃると思います。
ただ、退職して収入がなくなった状態で税金を支払わせるのは酷だということで、
市区町村によっては住民税の減免措置を行っているところもあるようです。
ちなみに事務所のある神戸市では、
失業して雇用保険を受給している方や、
失業・離職により所得が前年に比べて半分以下に減少する方向けに
住民税の減免をおこなっています。
最大全額減免されることもあるようです。
ただし、前年1月~12月の合計所得金額の制限があり、
神戸市では前年の所得が400万円以下であることが要件となっていて、
他の市区町村ではこの制限の額がもっと低い場合もあるとか。
場所によってはそもそも減免制度自体を
設けていないこともあるようですし
かなり要件が厳しいケースもあるとのことなので、
一概に住民税を免除してもらえるとか返してもらえる
とかいうふうには申し上げられないんですが、
気になる方はお住まいの市区町村のホームページをチェックしてみるか
役所に問い合わせてみられることをお勧めします。
まあ、退職してから無職のままであれば、
いずれにしても2年目には住民税の支払は自動的になくなるんですけどね。
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