出張手当による節税
今週は泊りがけで出張でした。
かつては出張大好きだった私ですが、30歳を超えてから
だんだんしんどくなってきました。
やっぱり家がいちばん良いです。
この仕事をしていると割と出張があるのですが、
まわりに聞いてみた出張先人気ランキングはこんな感じでした。
1位 北海道
2位 熊本
3位 仙台
やっぱり、ご飯がおいしそうな所が人気ですね!
これ以外にも、新潟が良いとか、愛媛が良いとか、
そういう意見もありました。
新潟はお酒でしょうか。料理もおいしいらしいです。
愛媛は道後温泉だそうです。
やっぱり普通に旅行で行きたいところが人気みたいですね。
そんな私の出張先は・・・福井でした。
うーむ。いや、福井、いいところですよ!!
さて、この出張なんですが、実はちょっとした裏技があります。
それは「出張手当」という制度をつくる、という技です。
どういうことかというと、まず「旅費規程」という規程を整備し、そこに
「本社から○○km以上の出張をした場合、出張手当○○円を支給する」
と書いておくのです。
交通費も宿泊費も全部含めて手当を設定しても良いですし、
交通費と宿泊費は実費、それにプラスアルファして
手当を設定しても良いです。
とにかくきちんと規程を作っておくこと、これが大切です。
こうしておけば、出張した人に支払った手当を
会社の損金として処理できるようになります。
ここまでだと普通なのですが、なんと、この出張手当、
基本的に所得税の対象外という取り扱いになっています。
ここがポイントです。会社の損金になって会社の税金は節約できる上、
受け取った個人の税金が増えることはないのです。
会社の税金を減らそうとお給料を増やしたら
今度は個人の所得税が増えてしまった、というのは
よくある話ですが、出張手当は会社の税金が減るうえ
個人の所得税は増えません。
まさに夢のような話です。これぞ節税です。
ただし、やっぱりやり過ぎはダメです。
かつて、兵庫県の宝塚に本社のある会社の社長から、
「大阪に出たら手当5万円にしようと思うんだけどどう思う?」
と聞かれたことがあります。
ちなみに宝塚から大阪まで、電車で20分ぐらいです。
びっくりして言葉が出ませんでした。
他にもいろいろ注意点がありますので、気になった方はお気軽に
お尋ねくださいね。
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