【確定申告特集】確定申告、いつどこで?【7】
さて、前回までは確定申告とはどんなものなのか
という内容の話をしてきました。
今回は、実際に確定申告をするには具体的に
いつ、どこに行けばいいのかというお話をしようと思います。
所得税の確定申告をする時期は、
原則的に毎年2月16日~3月15日の間です。
開始日や終了日が土日祝日と被った場合は、
税務署が休みで申告書の提出を受け付けられないため、
これとは日付がずれる年もあります。
平成24年分の確定申告は、平成25年2月18日~3月15日です。
期間中でも最後の方になってくるとやはり混雑するので、
早め早めに行っておくことをおすすめします。
ただし、払い過ぎの税金を戻してもらうための
手続きである還付申告については、
1月からでも受け付けてもらえます。
確定申告の時期には窓口も混み合って大変ですから、
還付申告のみで時期を外して行けるなら
そうするに越したことはないと思いますよ。
さらに、この還付申告はその年の1月から
5年以内であれば申告できます。
税務署の窓口が開いているのは基本的に
月~金曜の午前8時半から午後5時までです。
一部の窓口では、確定申告の期間中のみ日曜でも
確定申告を受け付けてくれる場合があります。
確定申告書は、納税地を管轄している税務署長に提出します。
納税地は一般的には住所地です。
住所地というのは、客観的に見て
その人の生活の本拠地となっているところのことです。
それ以外に居所がある方は、居所の所轄の税務署長に届け出れば、
そこを納税地にすることができます。
居所とは、生活の本拠とはいかないまでも
ある程度の期間継続してとどまっている場所のことです。
国内に住所を持っていない方は、居所が納税地になりますね。
ちなみに、事務所を家とは別のところに構えたときなどは、
事務所のある場所を所轄としている税務署に届け出をすれば、
そこへ申告書を提出することもできます。
また、税務署に実際に足を運ばなくても、
税務署のホームページから用紙をダウンロードして
郵送するという手段もありますし、
e-Taxを使ってパソコンから確定申告書を
作成・送信することもできます。
e-Taxを使うには、市役所などで電子証明書を発行し、
税務署に届け出(オンライン可)をして
利用者識別番号を取得する必要があります。
ただし、一部の添付書類はオンラインではなく
税務署に郵送するなどして提出しなければならない場合もあります。
確定申告書の提出の締め切りなどをしっかり確認して、
直前で慌てないで済むようにしておきたいですね。
次回は確定申告をするために用意しなければならない
書類について見ていきましょう。
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