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給食と牛乳

新潟県の一部の小中学校では、
学校給食の主食をお米のみに限定する
「完全米飯給食」を実施しているそうです。
米どころならでは、といったところでしょうか。
そうすると、白いご飯に牛乳は合わないという意見も出てくるようで、
今度は給食の牛乳の廃止が計画されているようです。
給食と言えば牛乳というイメージが強いので、
これはなかなか思い切った試みですよね。

そもそも給食で牛乳が出てくるのは
カルシウム摂取のためというのが最大の理由だと思いますが、
実際は3歳以上の日本人は牛乳のカルシウムを吸収するために必要な消化酵素を
持っていない人がほとんど、という話も聞いたことがあります。
もしこの話が本当だとしたら、件の新潟県の小中学校ではカルシウムを
他の食材でとれるように工夫するとしているので、
栄養バランスという意味では合理的とする見方もできそうです。

とはいえ、この牛乳廃止については賛否両論あるようです。
この新潟県の三条市においては、「食育」という言葉を
前面に出して牛乳廃止を訴えていますが、
そもそもご飯食に限定したからと言って
日本料亭のような一汁三菜の和食が提供されるわけでもないし、
ご飯食でもハンバーグなどであれば食べ合わせをそこまで気にする必要は
ないのではないかという声もあります。
また、給食には牛乳、という組み合わせをある種の文化として
とらえている人も少なくないんじゃないかな、とも思います。
大きな変化を起こすときには何かと反発があるものですし、
そこで周囲が納得できるような論理的な説明を付けることが
出来るかどうかも大事なところなのかもしれません。

新潟はお米がおいしいところなのであれかもしれませんが、
個人的には、給食も和洋中いろいろあった方が
お昼の時間が楽しいんじゃないかなあとは思います。
最近は給食も結構おいしいって聞きますしね。

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