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消費税率アップと値段表記

こんにちは!ジャスト会計事務所です。

とうとう消費税の増税が決定しましたね。
平成26年4月1日に、消費税率は
現行の5%から8%になります。
その後10%まで上げるかどうかは
また様子を見て決定するようです。

これを受けて、小売業や飲食店などは
商品の値札やメニュー表の値段表記をどうするか
という問題に直面しているかと思います。
現在は原則的に税込価格を表示することになっている
と思いますが、税込で記載すると商品の値段自体が
上がったように感じられるかもしれません。
それにもし2回増税するとなると、
そのたびに値段表記を変えるというのは
かなりの負担となりますよね。やってられません。
その負担を減らすために、税抜表示でもOKという特例が
出されています。

ただ、税抜価格にしていても購入するときには
きっちり税込の金額で請求するわけですから、
「値札と金額が違うじゃないか!」
というトラブルにもなりかねません。
お客が誤解しないよう、商品を選ぶ時に目につく位置に
(レジ周辺だけではダメです!)
貼り紙をしておくなどの形でお客に税額を知らせておけば
OKということになっているようです。
例えば、平成26年4月1日にコンビニで
100円と値札に書かれた商品を購入する際、
税抜価格である旨の貼り紙さえ貼っておけば
お店側は新税率8%の108円を請求できることになります。

また、増税までに値札の付け替えが間に合わず
現行の消費税5%の税込価格の表示になっている場合も
税抜価格の例と同じで、別途8%の税率で精算する旨を
貼り紙などで明示しておけばOKです。
逆に早めに新税率での金額を値札に記載している場合は、
平成26年3月31日までは5%の税率で精算することを
掲示しておけば大丈夫でしょう。

ちなみにずっとこの対応方法でいいわけではなくて、
平成29年3月末までの期限付きの、あくまで経過措置です。
なるべく速やかに新税率を反映した値札に
しておいた方がいいです。

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